住所:山口県防府市開出本町12-9
電話:0835-22-4711

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日本獣医がん学会

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腫瘍治療

ペットの高齢化によって、最近は腫瘍性疾患が増えています

ペットの高齢化によって、最近は腫瘍性疾患が増えています。腫瘍と一口に言っても、良性のものから極めて悪性度が強いものまでさまざまで、治療法も腫瘍の種類によって変わってきます。おなかの中や胸の中の腫瘍はなかなか発見するのがむつ かしいのですが、体の表面にある腫瘍は、飼い主さんでも比較的容易に発見することができます。

たとえば、メス犬の乳腺にできるしこり(乳がんなど)やオス 犬の精巣(いわゆるキンタマ)の左右の大きさの違いなどは少し注意すれば飼い主さんでも気づくことが可能です。またオス犬でタマタマが片方しかない場合や 両方とも触れない場合は陰睾といって、おなかの中や股のつけねにたまたまがあります。これは放っておくと年をとった時に、かなりの確立で腫瘍化することが わかっており、若いうちに手術で摘出しておくことが大事です。

腫瘍は若い子でも発生することがありますが、一般的には高齢の子に多いので、7歳を過ぎた ペットを飼われておられる方は、時々ペットの体を触ったり、観察したりして何かおかしなものがないか注意されることをお勧めします。


当院は獣医腫瘍科認定医認定医が在籍しています

ここ10数年で獣医学は目覚しい進歩をとげました。それに伴ってかどうかはわかりませんが、動物の体にも昔は見られなかったような、変化が生じています(例えば、アトピーやアレルギー疾患の増加など)。

その中の1つに縫合糸反応性肉芽腫(ほうごうしはんのうせいにくがしゅ)というものがあります。これは、去勢手術や避妊手術のときに血管を縛るのに使っ た絹糸(けんし)という糸に対して、動物の体が過剰反応を起こし、皮膚の下やおなかの中に肉芽腫という大きなおできのようなものを作ってしまう病気です。 手術をして数ヶ月後から、あるいは2年以上も経って起こるケースもあり、皮膚が突然破れてジュクジュクしたり、下痢や嘔吐、原因不明の発熱などの症状で来院されることもあります。どの犬でも起こりますが、特にミニチュアダックスフンドに多発しています。虫刺されや、皮膚の感染症などと誤診されているケース も少なくありません。

治療は原因となっている縫合糸を手術で取り除くことで治るケースが大半ですが、中にはステロイドなどの免疫抑制剤を生涯に渡って飲み 続けないとコントロールできないケースも報告されています。また、絹糸だけでなく吸収糸(体の中で溶けてなくなってしまう糸)での肉芽腫の報告もあり、 我々獣医師を非常に悩ませている病気の1つです。

そこで当院では、PKシステム(電気メスの1種)という機械を用いて、熱凝固によって血管をシールすることにより、縫合糸を使わずに手術する方法を導入いたしました。興味のある方は当院にご相談ください。

院長 新田 直正

平成20年7月12日に日本獣医がん研究会より、獣医腫瘍科認定医Ⅱ種の認定


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