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日本獣医がん学会

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フィラリア予防

注射か飲み薬かお選びいただけます。

当院取り扱いのフィラリア予防薬に、このたび、1年間有効な注射薬「プロハート12」が仲間入りいたしました。
「プロハート12」による予防はこれまでと大きく勝手が異なるため、より理解して選んでいただきたいという願いからこのページを設置いたしました。
これまでのフィラリア予防をよく理解されている方は、「各予防薬の特徴」から読み進めていただいてかまいません。


フィラリア症とフィラリア予防

フィラリアって何?

フィラリア(犬糸状虫)は、犬の体をジリジリとむしばみ、肺、心臓、肝臓、腎臓に障害をもたらしていく、血管内の寄生虫です。ときには後大静脈症候群と呼ばれる重大な急性症状をもたらし、後大静脈症候群になると、手術をしても助かる確立は半分、手術をしなければほぼ助かりません。
成虫はちょうど"そうめん"のような糸状で、肺動脈(心臓から肺への血管)に寄生します。成虫がオスメスそろうと、ミクロフィラリアと呼ばれる赤ちゃんを産み、ミクロフィラリアは全身の血液を巡ります。
ミクロフィラリアが存在する犬の血を蚊が吸います。血と一緒に蚊の体内に入ったミクロフィラリアは、赤ちゃんから幼虫へと成長します。
蚊が次に犬を刺したときに、幼虫は犬の体に移って寄生することができます。
幼虫は犬の体の中で成虫(大人のフィラリア)へと成長し、また肺動脈に寄生して、次のミクロフィラリアを産むのです。

どうしたら予防できる?

体に害を及ぼす成虫のフィラリアになる前に、幼虫を殺す薬を使うことで予防します。
これまでは、月1回の予防薬を犬に飲ませることで予防してきました。ちなみに予防期間は、山口県の場合5月末~12月初めです。必ず1番最後の予防薬を、11月末以降に飲ませてください。

ちょっと脱線・・・
「うちの周りは3月には蚊がいます」
「11月にはもう蚊はいませんが?」

蚊の体内で、ミクロフィラリアが犬に感染できる幼虫にまで成長するには、ある程度気温が安定して上がることが必要です。
また、蚊に刺されてフィラリアが犬の体内に入った翌日にお薬を飲ませても、フィラリアは死にません。犬の体内に入って1ヶ月経ってから飲ませれば、フィラリアは100%死にます。
ですから、山口での予防期間は、5月末~12月初めとなっています。暖冬であることがありますので、1番最後の予防薬を早めに飲ませることがないようにおすすめします。なるべく11月の末日や12月に入ってから飲ませると安心です。


各予防薬の特徴

現在3タイプの予防薬をご用意しています。

  • 月1回の錠剤や紛剤
  • 月1回のお肉タイプの薬
  • 1年に1回の注射薬(おすすめ!)

錠剤や粉剤(ミルベマイシン、モキシデック))

  • 5月末~11月末(12月初)に計7回、月1回の投薬で予防します
  • 錠剤を飲ませることができるかどうかの確認や、若いうちから飲ませる練習をするいい機会となります
  • フィラリアに感染していなければ極めて安全です
  • かくれて吐き出したり、お腹の調子が悪い場合に薬の吸収量が減るなどで、効いていない可能性があります

お肉タイプ(カルドメックチュアブル)

  • 5月末~11月末(12月初)に計7回、月1回の投薬で予防します
  • 比較的美味しく作られているので、ワンちゃんがおやつ感覚で食べられます
  • フィラリアに感染していなければ極めて安全です
  • かくれて吐き出したり、お腹の調子が悪い場合に薬の吸収量が減るなどで、効いていない可能性があります

注射(プロハート12)

  • 1年に1回の注射で1年間の予防が可能です
  • 投薬を嫌がるワンちゃんでも楽に予防ができます
  • オーナー様の投薬の煩わしさが減り、うっかり投薬忘れの心配がありません
  • 1年のうちいつ注射してもかまいません
  • 体重が急激に増える成長期には使えません
  • ごくごくまれに副作用が出ることがあります
注射「プロハート12」による予防をご希望のオーナー様へ
  • ごくごくまれに、アレルギー反応などの副作用が出ることがありますが、発生頻度はワクチンによるものより低く、全てが適切な処置・経過観察で回復しています
  • 注射を行う際は、ワクチンのときのように、体調が良い日に、できれば何か起きた時にすぐ来院できるようにお願いいたします
  • ワクチンとの同時接種は行いません(体調を崩した際にどちらのせいかわからなくなるためです)
  • 1~3月に注射を行うことをおすすめいたします。うっかりや、体調不良により、1ヶ月以上次の注射が遅れた場合にもフィラリアに感染するリスクを抑えることができます
  • 疥癬(カイセン)やアカラスといった皮膚の寄生虫の治療中は使わない方がよいとされていますので、病院の掛け持ちをされている場合はくれぐれもご注意願います

ご不明な点はスタッフにお尋ねください。


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